春風亭 勢朝

落語家

プロフィール

profile

生年月日:昭和37年 08月 08日
出身地:群馬県伊勢崎市
:光琳蔦
芸歴
昭和54年 8月 春風亭柳朝に入門
昭和59年 3月 二ッ目昇進
平成 8年    真打昇進
初高座:昭和56年 4月 場所 末広亭 演目 寿限無
得意ネタ:左甚五郎もの ・ 尻餅
受賞:
平成11年 林家彦六賞受賞
平成20年8月21日号 月刊誌 「散歩の達人」連載 寄席ばイイのに で紹介される。
公式サイト:春風亭 勢朝ホームページ

楽屋噺の面白さが評判で、別名“ウソツキ”勢朝と言われている。

以下「厩火事」より抜粋
先代・林家正蔵はキムチが好きだったが、辛過ぎを心配した奥さんがキムチを洗ってしまった。師匠「馬鹿野郎。麻婆豆腐も洗うのか」
堅物だった柳家小さんは奥さんに童貞を奪われた。ある時弟子たちが小さん夫妻に熱海への一泊旅行をプレゼントしたら、帰ってきて師匠が怒っている。奥さんに迫られたらしい。
入門して3年後、師匠・春風亭柳朝が脳梗塞で倒れた。看護婦に「左半身不自由になります」と言われたら、局部を右にずらしていた。
8年間病臥したのちに亡くなったが、「おかみさんも後を追うように…、10年後に亡くなった」厩火事はリアリズムで演じると、割と救いの無いオチになるのだが、勢朝師匠は怪しげな仲人や途中で惚気だす女房を強調したりして、コミカルに演じる。